OPC DA Serverを冗長化するためのソフトウェア。OPC DA ClientとDA Server間にProxyとして存在する従来の冗長化サーバーとは違う方式でOPC DA Serverの冗長化を実現するらしい。
OPCFailover – Simple and effective OPC redundancy without proxy servers.
動作解説は以下参照
http://www.jemmac.com/downloads/opcfailover%20in%20action.pdf
従来と違う点は、従来のこの手の製品が、切り替え後は全く新しいOPCサーバーとして元々のOPCサーバーとはべつのprogid,CLSIDを持つのに対して、これはprogidこそ自分のprogidだが、CLSIDは元々のOPCサーバーのCLSIDなので、OPC Clientから見るとCLSIDレベルではOPCFailoverの存在が消えて無くなって見えていることだろう。つまり、FailOver時にはクライアントのもつCLSIDを切り替わったOPCサーバーのものにこっそり移し替えるんだ。すごいことするよね。
結局DCOMのPROXYとして動作しているんじゃないかって気もするけど、従来のこの手のものと決定的に異なる点はOPCサーバーやそれが持つOPC ITEM自体は自分のものにしないってことだろう。(従来の製品はOPCサーバーのPROXYとして存在する冗長化サーバーの持つOPC ITEMを経由して、実際のOPCサーバーのOPC ITEMにアクセスしていた。)
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