TechEdを楽しむには

97年からTechEdに参加しているので、今年で11回目になる。なんか右も左もわからない部門サーバー管理者だったその頃が懐かしい(その頃はDCS装置のSEの丁稚で今の仕事をしているなんて思わなかった)。何となく回数を重ねていくうちに楽しむこつがあるような気がしてきた。そこで私なりにTechEdの楽しみ方をまとめてみたい。

まずは予習を。

日本で行われる各セッションは(残念ながら)デモ主体でなくかなり丁寧に説明しながらセッションを進めてくれるが、それでも、その技術について初めて聞くというのと、ある程度の予備知識があって効くのでは理解度に大きな違いがあるので、できるだけ自分が受講する予定にしているセッションで取り扱われている技術については予習をしておきたい。

またセッション終了後、セッションスピーカーに質問する時間があるはずなので、予習の中で質問事項をまとめておくのも良いだろう。

お買い物

基本は出版社の出店が多いが、MSのロゴが入ったグッズを扱うところもある。また出版社ブースでは大抵値引きが行われるし、後日発送のサービスをしてくれるところもあるので、良い機会だから高めの書籍をこの機会に購入するのも良いと思う。

企業ブースでノベリティを

私は企業ロゴの入ったノベリティが大好きなので、各企業ブースを回ってごっそりグッズを集めてる。みんなも好きだろう?そのグッズを集めるために名刺はお忘れ無きように。

無理に駒を詰めない

4日間朝から晩までのセッションは、この時期暑いのもあってかなりハード。だから、あまり興味がそそられるセッションがない時間帯に関しては、思い切って休憩にしてしまうのも一つの手だよ。また、そういった時間であれば、上のお買い物先もすいているので、じっくり本を選ぶこともできたり、企業ブースに行って物を見たり話を聞いたりもできるしね。

横浜を楽しむ

技術セッションばっかじゃつまんないよね。

開催会場は、今や横浜観光の中心みなとみらいだぜ。近くにはハードロックカフェや、遊園地や、日帰り温泉、赤レンガ倉庫、みなとみらい線に乗れば数分で横浜中華街につける。桜木町からバスに乗って本牧の方に行って国際港の雰囲気を味わうのも良いかもしれない。横浜の夜を楽しもう。(だからって関内駅の西方向にばかり行っていちゃだめだぜ!)

しかし寝ろ!

本当に4日間タフだ。今年はおまけに夜8時までセッションが予定されている。だから、夜楽しむなとは言わないけど、睡眠はしっかりとって、体調は整えよう。（上の項目とは矛盾するね！）肝心のセッションで居眠りしていたらしょうがないぜ。（でもあまりにもつまらない、眠いセッションをするセッションスピーカーへの抗議としての居眠りは許す。)

パシフィコ横浜でぼくと握手！

何も僕を捜して握手することはないけど。

普段良く読むBlogの中の人は実際に会うとどんな人なんだろうって思っているなら、その人と会うようにしてみるのも良いんじゃないかな。事前に連絡を取れるならとってみるのも良いし、MSの社員であれば、アテンディパーティーやピアトークランチなんかで会えるかもしれないよ。こっそりその人の本を忍ばせてサインをもらうのも良いかもしれないね。

とにかくすごい数の技術者が集まるんだから、できるだけいろんな人と話したりするように心がけると良いと思う。

この先につなげる

今回のTechEdではUsers Group Street LiveやBird Of Feathersというかたちで、こういったコミュニティが自分たちの紹介や、身近な問題を取り上げている。

学習機会というのは当然TechEdだけじゃない。日本各地でいろいろな技術者コミュニティが勉強会を開いたりして活動している。自分の今後の学習や、横のつながりを広げていくために、どもようなコミュニティがあるか、自分の地域にそのコミュニティがあるか、これらで探してみるのも良いだろう。

とにかく楽しかったと思えるようにする

身も蓋もないけど。会社に言われていくのかもしれないけどせっかくの4日間楽しもうよ。

最後に、でもお祭りなのは僕らだけって事は忘れない

TechEdは確かにお祭りなんだけど、お祭りなのは参加する僕らだけなんだ。だから、あまりにも羽目を外したり、道徳的にどうかと思うようなことは慎もう。普段通り横浜の街で生活している人たちに迷惑をかけてはいけない。楽しむのは良いけど紳士淑女たれって事。

 「家に帰るまでがTechEdです。」

と言うことで参考になった?　なんないよね(笑い)

まぁ、とにかくお互いに楽しく、情熱を持って4日間すごそう。

一人でも多くの方とお会いして、お話しできるのを楽しみにしています。

2007/08/12 21:47追記

誤字とか少しなおしました。相変わらずの誤字脱字大王です。