製品版のインストールが終わりましたので、DNX周りを調べてみました。
まず、DNXのバージョンですが、1.0.0 Beta 5です。.NET FXもCoreCLR両方使用できます。
とりあえず、開発エッジ版や今迄の開発版のDNXがインストールされている人はまず、dnvm upgradeをかけましょう。
> dnvm upgrade
プロジェクトの追加は、今までのRCを使っていれば同じ方法です。
プロジェクト追加ウイザードでWebアプリケーションを追加します。
ASP.NET 5のWeb Applicationを選択します。
プロジェクトが作成されます。
さて、VSでDNXのバージョン、ランタイム、アーキテクチャの選択はプロジェクトのプロパティで選択できるようになりました。
CoreCLRの選択もできます!!
ちゃんとビルドもできるし、実行もできます。
デバッグ・実行環境としてIIS ExpressやDNXコマンドのWebの選択ができます。
診断ツールもちゃんと動きます。(Enterpriseで実行)
ということで、DNX, CoreCLR自体当然まだBetaですが、VS自体のサポートはだいぶ良くなってきたと思います。
2015-07-21 追記
7/21時点最新の開発者向けビルドを入手して、VS2015でコンパイル、デバッグ実行可能か確認してみましたが、結果的にはダメでした。
指定することはできる物の、ビルドエラーになるし、コマンドラインでdnu buildに成功して、dnx . webで正常動作する場合でも、VS上からwebを指定してデバッグ実行すると、実行時例外となる。
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