Python Tools for Visual StudioでPythonが使えるようにするための下準備です。AzureでもPython/Djangoが正式にサポートされましたし、PTVS(Python Tools for VisualStudio)もPythonの開発環境としてはなかなかのものになってきたと思います。
Pythonのダウンロード、インストール
python.orgのダウンロードページより、2.7.xのWin32版インストーラをダウンロードし、インストールします。インストーラーはWizard形式で特に悩むところもないと思います。また、インストール先はデフォルトのままにしておくのが無難です。
また、Djangoを使うのが目的なので、3.0.x系はインストールしなくてもよいです。
http://www.python.org/download/
http://www.python.org/ftp/python/2.7.3/python-2.7.3.msi
setuptoolsのインストール
Rubyのgem, VisualStudioのnugetのようにPythonにもパッケージ管理ツールがあり、.eggというパッケージでインストールパッケージを管理します。このeggファイルに使うツールがeasy_installで、簡れするものを含めてこれをインストールするのがsetuptoolsです。これもセットアップがウイザードになっているので、Pythonのインストール先にインストールされるようにだけ気を付けておけば大丈夫です。
http://pypi.python.org/pypi/setuptools
http://pypi.python.org/packages/2.7/s/setuptools/setuptools-0.6c11.win32-py2.7.exe#md5=57e1e64f6b7c7f1d2eddfc9746bbaf20
また、easy_installは次のURLからeasy_install.pyを落とし、Pythonで実行させることでインストールも可能です。(ただしネットワークにつながった環境)
環境変数の追加
PATHに「C:\Python27」と「C:\Python27\Scripts」を追加します。
またPYTHONPATHという環境変数を追加し、その値を「C:\Python27\Lib\site-packages」とし、設定します。
☆いずれも標準インストールの場合。
SQLiteとDjangoのインストール
easy_installでこの二つをとりあえずインストールしてしまいます。
>easy_install sqlite
>easy_install django
Djangoのインストールには少々時間がかかります。
PTVSのインストール
Python Tools For VisualStudioをCodePlexのサイトからダウンロードし、実行します。Djangoのアプリケーションを作成するのであれば、1.5Betaをインストールします。また、PTVSは今のところVS2010にしか対応していません。
PTVS 1.5 Beta1:
http://pytools.codeplex.com/releases/view/88766
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