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Windows Home Server

2007 International CESのビル・ゲイツ氏の基調講演の中でWindows Home Serverが発表されました。

 さらにHPとは「Windows Home Server」を共同で開発。家庭内のPC情報を一箇所に集約するための製品で、ZuneやXbox 360との連動機能やリモート操作にも対応。ディスク容量も追加が可能で、新たなストレージを用意すると自動でデータを整理し「ユーザーは何も操作することなく、数TBまではHome Serverで保管できる」(Gates氏)。Windows Home ServerはHPが2007年の上半期に発売するほか、他の企業からもHome Serverモデルが登場する予定で、Gates氏は「このストレージカテゴリはこれから重要になる存在だ」と期待を示した。
(以上ブロードバンドウォッチ)

このWindows Home ServerはZDnet Newsの記事によるとWindsows Serverベースではなく、Windows Vistaベースの製品で、200GB以上のHDD、オプションでRAID1, DVDの作成機能を持つようです。

このような家庭向けデータサーバの研究をAppleがしていたことを10年ぐらい前にどこかの雑誌記事で読んだのを覚えています。その記事では、将来的にブローバンドバンドの時代が来た場合数テラバイトの容量を持ったホームサーバーが必要になると考えていたようですが、ある意味それを実現したような製品がマイクロソフトから登場することについては、皮肉だとしか言いようがありません。デジタルコンテンツを扱いネットに接続された端末(PCだけじゃないよ)の台数が激しく増えている現状を考えれば、それらの間で上手く連携がとれることを前提とした上で、データを一元管理したり、データバックアップ先としてのホームサーバーの必要性というのは十分にあるでしょう。

また、日本国内での一般向けNASブームはそれを具体的に表していると言えそうです。

国内の状況を見ると製品として200GBのHDDでは迫力に欠けるので1TBぐらいの容量は必要だし、既存のNASとどれくらいの価格差で提供されるかによって、この製品の勝負が決まりそうです。

【2007 International CES】Bill Gates基調講演、Windows Home ServerやXbox 360のIPTV対応を発表(インプレス ブロードバンドウォッチ)

PC Watchに日本語で追加記事が載っていました。

2007 International CESレポート【HP編】

実際にはRAIDではなく、書き込み・変更時にソフトウェアが二つのドライブに書き込むと言うことらしい。記事にはWebベースの管理画面の写真もあります。思ったより小さい感じ。

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