C# 洋書ブックガイド

C# Advent Calendar 2014 1日目の記事です。

今年もいよいよ始まりました。読者のみなさん、筆者のみなさん、あと25日がんばっていきましょう。

1日目と言うことで、軽めにブックガイドから。今年は今年出た和書からではなく、来年に向けての日本で翻訳・出版されることが期待されるC#関連の洋書を紹介したいと思います。ぜひ日本の出版社のみなさんには翻訳・出版の方よろしくお願いします。

「今」C#で開発を行う為には何をすべきかという本。

PART IではAgile開発について書かれていて、Scrumの紹介、システム構築する上での依存性とレイヤリングの考え方、インターフェイスとデザインパターン、ユニットテストとリファクタリング。おなじみと言えばおなじみの内容ですが、まだまだこれからのところも多いでしょうし、そもそも何故Interfaceなのかとか、デザインパターンの必要正みたいな物も逆に風化しつつ有るようにも見えていますし、知っている人は復習として、知らない人はPart IIへの準備として確認しましょう。

PART IIではSOLIDの原則に基づいたコーディング、設計を行うための解説です。SOLIDは5つのプラクティスの先頭の文字を取ったもので、具体的には本書やリンク先Wikipediaで確認してください。

PART IIIではPART I, IIの実践例の説明となっています。

現代的なコーディングを行う上でSOLID原則はとても重要な設計指針となりますので、ぜひ日本の多くのC#プログラマに紹介されてほしいところ。

一冊すべてでC#でのユニットテスト/TDDの方法について書かれている本。Visual StudioのMS Testではなく、NUnitを中心に説明されているので、VS以外の環境で開発している方も参考に成ると思う。第1版から読んでいて、Mockの作成方法、テストの記述方法等実践的でとても参考になりました。この第2版でもそこの良さは引き継がれています。

C#/.NETの並列プログラミングの解説書。扱う対象はasync/await、Parallelライブラリ、TPL Dataflow、Reactive Extensions、それらへのテスト、同期に関する解説と最近の並列技術に関して網羅している。

昨年発表されたビジネス アプリケーション向け .NET テクノロジ ガイドを受けて改定された、エンタープライズ向けアプリケーションアーキテクチャガイドの第2版。改定の特徴としては、DDD, CQRS, Event Sourcingへの注目、すべてにおいてクラウドが前提となるといったところです。Mobile First, Cloud Firstへ向けたソフトウェアアーキテクチャの構築という点で強力なガイドブックになってくれそうな気がします。

最後は、netduinoの書籍2冊。netduinoはArduinoとのピン互換性を持ったオープンソースハードウェアなマイコンボードで、.NET Microframeworkが動作しているので、C#でプログラミングを行い、現在もっとも指示されている.NET MFのマイコンボードになります。IoT、特にMakers的な文脈では間違いなくこのnetduino本命になるので、IoTや電子工作に興味をもったC#/.NETプログラマはぜひ手にとって試してほしいと思います。

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