書評 : プロセッサを支える技術

プロセッサを支える技術  --果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus)
プロセッサを支える技術 --果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus)

全体的な歴史や、GPGPUなどについても言及しつつ、IntelのIA32のアーキテクチャを中心に現在のマイクロプロセッサの諸技術について解説している。

本書はマイクロプロセッサ技術者というよりも、マイクロプロセッサを使う側、IT Proやプログラマ、PCの自作を行うユーザーが、プロセッサメーカーやサーバーメーカーが発表する技術資料や、インストラクションマニュアルを含む各種マニュアル類を理解するための入門書的な位置づけの一冊だともいえると思う。

もはや、本書に書かれている内容を一切知らなくてもプログラミングは可能な時代にはあるが、システム開発として、ハードウェア全体の構成設計や、基幹となるソフトウェアアーキテクチャの設計において、特に非機能要件といわれるような性能や品質の設計においては、プロセッサの特性やその機能を理解しておくことは今もって必須だと思うので、コードを書くために使われる人ではなく、自らシステムを作っていくプログラマを目指す人にも本書をぜひ手に取ってほしいと思う。

(内容はブクログから転載)

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