書評 : 文字コード「超」研究 改訂第2版

第1版に対し、出版以降に起こったこと、UNICODE 6.0での絵文字対応、JIS X 0213:2004での改訂とそれに対するエンコード方式の変更についての追記/変更が第2版での変更での主なところ。

最近は、文字コードをあまり意識していないプログラマ/技術者が多いような気がしていますが、何でもUTF-8で行くかと言えば、そうでは無く、現実の情報システム開発ではレガシーシステムとの接続点や、違うプラットフォーム・システムとの接続点、いわゆるインターフェイスの部分では、嫌でも意識する場面はまだまだあります。

また、文字、特に字形は個人の名誉や尊厳に関わることであり、人間と機械とのインターフェイスにおいても重要になります。

本書は、日本で生まれ、日本語を話し、日本語の文書をコンピューターのデーターとして扱う日本のIT技術者にとって、必要最低限な文字コードの知識を得ることができると思います。

日本語だけを扱うのであれば、本書で得た知識を元に各プラットフォームでの実装や文字変換ライブラリの使用方法について学んでいくと良いと思います。ただ、本書を読んだ後だと、単純に.NETのライブラリのメソッドを呼べば良いのか、それで大丈夫なのか、他の正確を期す方法は無いのか、例外処理は必要ないのかという、心配の種も増えてしまうかもしれませんけど。

苦労も多いですが、文字コードはおもしろいです。本書でそのおもしろさがおわかりいただけると良いと思います。

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