書評 : Googleクラウドの核心

Googleクラウドの核心
Googleクラウドの核心 ルイス・アンドレ・バロッソ、ウルス・ヘルツル 丸山不二夫、首藤一幸、浦本直彦

日経BP社 2010-08-05
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The Datacenter as a Computerの翻訳。

内容的には今までよくいろいろなところで語られてきたことなので割愛するが、こう言ったことをGoogle自身がまとめたことについては一考が必要だろう。

アカデミア的な意味で、広くパブリックから得ているので、得ているが故に自分たちのものもパブリックに返すという目的があるのは否定しないが、一つには自社の技術力を知らしめることで宣伝にもなるし、自社の内部をまったくのブラックボックスにするのではなく、部分的に見せることでいらぬ摩擦や猜疑心を防ぐ意味があることは否定できないだろう。

この本から我々が得られることは大きいけれども、これに書かれていることは、既に済んでいることであり、Googleのおそらく競争力そのものを担保している現在進行形の技術が書かれてはいないだろうし、これが全てではない事は理解しておく必要がある。

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