とりあえず日本語で書かれたGitの書籍は全部買って目を通しています。
現時点で6冊の書籍が入手可能なはずですが、そのうち僕が「入門」のために必要だと思うのは以下の二冊です。
まず、どなた向けにも最初の1冊として手に取るべきなのは、現時点としてはこれです。
Gitポケットリファレンス | |
岡本 隆史 武田 健太郎 相良 幸範
技術評論社 2012-07-10 |
現時点でおそらく最適な入門書で、扉つけられているチートシートは最初の躓きから皆さんを救ってくれるはずです。
Gitをこれから始められる方は第1章からちゃんと読み始めて、できるだけ手も動かしていきましょう。Gitを日々使用していく中で様々なエラーに出会うことになりますが、良く陥りがちなエラーに関しては第2章の各コマンドリファレンスに対処方法が書かれているので助けになります。
とにかく自分が見切ったと思うまでは手元のおいておきたい本です。
Gitをチーム運用しょうとしている方にとって、そもそもチーム共有のリポジトリ設計をどうするのかといった情報があまりありません。たとえばリリースビルド用の共有リポジトリと個人のリポジトリとの関係、あるいは各個人間でデータどうフォークして、マージするのかといった問題について踏み込んだ書籍はあまりなく、そういう情報を欲している人、つまりはGitのチーム運用の「入門」にいる人は以下の第二部以降をよく読んで自分たちはどうするのか考えてみるのが良いのでは無いかと思います。
Gitによるバージョン管理 | |
岩松 信洋 上川 純一 まえだこうへい 小川 伸一郎
オーム社 2011-10-25 |
実際にはGitそのものの入門書としても優れていますし、文書もわかりやすいです。正直なところ自分はこの本でGitの諸機能の中でやっと納得がいったことがいくつもあります。
とりあえずGitをこれから使おうと言う人にとって自信を持ってお勧めできるのは上の二冊です。
また、GitHubに関してはGitポケットリファレンスのチートシート、そして書籍では無くムックになりますが、以下のWeb+DBの大塚さんによるGitHubの特集が今のところ最高の文書になると思います。
WEB+DB PRESS Vol.69 | |
大塚 弘記 渡辺 修司 堤 智代 森田 創 中島 聡 A-Listers はまちや2 川添 貴生 井上 誠一郎 近藤 宇智朗 ヒノケン 後藤 秀宣 佐藤 鉄平 mala 奥野 幹也 伊藤 智章 WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2012-06-23 |
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