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うるう秒回避のためにWindowsでntpのサーバーをtime.google.comにする

前回のうるう秒が2015年7月1日でした。今回は2016年12月31日の最後にうるう秒が追加されます。日本時間だと2017年1月1日の午前9時(正確には8時の最後に挿入)となります。「うるう秒」挿入のお知らせ | NICT-情報通信研究機構,閏秒(2016-12-31 23:59:60に挿入される予定の)に関する対策方法のまとめです。LinuxやWindowsのNTPの設定をみなおすだけで、対策ができるようになりました。対策を実施して、安心して年末年始を迎えましょう。

情報源: 元旦に実施される うるう秒の対策 まとめ,元旦に実施される うるう秒の対策 まとめ | Act as Professional

来年の1月1日午前9時(日本時間)にうるう秒が挿入されますが、そもそもntpサーバーがSlewな感じでうるう秒関係ない時刻を送ってくれればいいんじゃねーってことで、Googleがいい具合にしてくれるntpサーバーを立ててくれた。

Public NTP  |  Google Developers

Linuxに関しては上の大塚さんの記事を読んでいただくとして、Windowsの場合は結局time.google.comに時計を合わせればいいので、Workgroup環境のクライアントOSもしくはWindows Server であれば、管理者権限のあるコマンドプロンプトか、PowerShellで以下のコマンドを入力する。

$ w32tm /config /manualpeerlist:time.google.com /syncfromflags:manual

Windows 10だとWindows Timeサービスが起動していない可能性があるので、その場合は

$ net start w32time

で同様に管理者権限のあるコンソールからWindows Timeサービスを起動してから上コマンドを実行してください。

クライアントOSの場合GUIから設定する方法の方が横道なんだろうけど、この方が早い。

ドメインコントローラの時計を合わせたいって人はきっともうわかっているはずなので、上の説明とかいらないと思いますが、今までやったことがなくてどうしても設定したい方は、以下の@ITの記事をよく読んでください。

第1回 Windows OSにおける時刻同期サービスとNTP
AD環境におけるKerberos認証だけでなく、複数のコンピュータに渡る障害ログ分析を容易にするために、ネットワークの時刻同期は重要だ。その基礎知識と構築ノウハウを解説する。
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