以下上の雑訳。
新しいAI対戦相手とタイヤ物理学が、『Forza Motorsport』のクリーンでタイト、そしてスリリングなレースをどのように実現しているかをご覧ください。
Forza Motorsportは、シングルプレイでもマルチプレイでも、クリーンで楽しく、競争力のあるレースを実現する。開発にあたっては、最新のレーシングカーと市販車によるサーキットレースに重点を置いています。このこだわりは、収録したクルマやトラックから、新しいレンダリング機能、物理演算、AI、ゲームプレイ体験に至るまで、ゲーム全体に影響を及ぼしています。
それを念頭に置いて、リリース時にはドラッグやドリフトのゲームモードは用意しないことをお知らせしたい。しかし、ドラッグタイヤやドリフトサスペンションはクルマのアップグレードとして用意する予定で、プライベートなミートアップロビーなどで楽しむことができます。
本日のForza Monthlyでは、『Forza Motorsport 7』と10月10日に発売される『Forza Motorsport』の技術を比較しながら、まったく新しい進化したAI対戦相手とタイヤ物理について深く掘り下げました。また、開発中の一連のビデオクリップを通じて、これらの改良点を紹介しました。
AIがフォルツァ・モータースポーツをどう動かすか
フォルツァ・モータースポーツでは、AI制御のクルマはどのようにコースを周回するのでしょうか？AIコントローラーと走行ラインです。AIコントローラーは、ゲームがスロットル、ブレーキ、ステアリングの入力を使ってクルマをコース上で動かす方法です。走行ラインは、AIコントローラーがたどる道筋です。
最速の人間ドライバーと同じ速さを持つAIを作るには、チートやハック、ラバーバンディングを一切使わない必要がありました。チートやハック、ラバーバンドは、しばしばプレイヤーにレーシングインシデントを引き起こし、非現実的な競争をもたらします。また、よりクリーンで競争力のあるレースを実現するために、アグレッシブな運転行動を減らす必要がありました。そこで、『Forza Motorsport』では、機械学習を使用するようドライバターシステムを進化させました。フレンドの運転行動を再現することはなくなりましたが、フレンドのクルマやドライバー、カスタマイズを取り込むことはできます。
新しいAIコントローラーは、クルマのアップグレードや天候を考慮し、ありとあらゆるクルマとコースの組み合わせをマスターしています。新しい最適ドライビングラインは、AIカーがコーナーを通過する際の望ましい進路、理想的なブレーキングポイント、目標進入速度と脱出速度を定義します。コンピューターは各コースを26,000回走行し、すべてのレイアウトで最速ラインを達成します！実際のプレーヤーと同じように、AIもコースの多くの部分を使用し、コースの限界まで突き進み、縁石に乗り上げることさえあります。
新しいAIはミスを犯すことがあるが、これらのシナリオは台本通りではない。その代わり、ブレーキングが遅すぎたり、幅寄せやコースアウトなど、本物の人間と同じように自然なミスを犯します。プレイヤーはAIの難易度を1～8の間で設定でき、8は “無敵 “とみなされます。誰もがAIのスキルや運転のプロ意識から学び、最適な走行ラインやブレーキングポイントを見つけることができます。
このような AI の対戦相手によって、『Forza Motorsport』ではクリーンでタイト、かつスリリングなレースが展開されます。今後も、データやプレイヤーからのフィードバックをもとに、AIの挙動を微調整し、改善を続けていきます。
改良されたタイヤフィジックスで縁石を制す
Forza Motorsport』における物理演算の飛躍は、『Forza Motorsport 5』、『Forza Motorsport 6』、『Forza Motorsport 7』を合わせたものよりも大きいことはすでにお伝えした通りです。タイヤの忠実度が48倍も向上したことで、クルマの加速やコーナリング、ブレーキのかけ方など、より楽しくやりがいのあるドライビング体験が可能になりました。
これまでの『Forza Motorsport』では、タイヤが路面に接触するのは1点のみで、1秒間に60サイクルで動いていました。このため、縁石やランブルストリップでは、サスペンションフォースに不整合や非現実的な変化が生じるという問題がありました。また、段差を乗り越える際にタイヤが地面との接触を一時的に失い、非現実的なトラクションが失われることもありました。
私たちの新しいタイヤ物理学は、毎秒360サイクルで走行する路面との接触点が8つあります。これにより、どんな凹凸のある路面でもタイヤがグリップするようになりました。その結果、あらゆる場所でのドライバビリティが向上し、縁石のような凹凸のある路面での挙動もリアルになりました。
タイヤのコンパウンドを選ぶ
Forza Motorsportでは、数十年にわたる市販車とレーシングカーで、素晴らしいレースとさまざまなタイプの競技をサポートするために、さまざまなタイヤコンパウンドが用意されています。
市販車はウェットタイヤとともに、ストリートタイヤ、パフォーマンスタイヤ、レースタイヤ、ドラッグタイヤのいずれかを選択できます。レースタイヤはさらに、ソフト、ミディアム、ハードの3つのコンパウンドに分かれています。それぞれのコンパウンドはグリップと摩耗特性が異なります。ソフトコンパウンドはグリップ力が最も高いが、摩耗が最も早いので予選用タイヤに最適。ハードコンパウンドはグリップが最も低いが、長持ちするため、ピットインしてタイヤを交換する必要がなく、長時間のスティントに適しています。
クラシックカーに使われるヴィンテージタイヤもありますが、他のクルマでは選択できません。
タイヤの熱モデルも調整しました。最も大きな変化は、タイヤ温度が極端に上昇したときのグリップの落ち込みです。タイヤが高温になるにつれて、グリップの低下がよりスムーズになり、ドライバビリティが向上し、オーバードライブ時でも予測しやすくなりました。
スターティングラインでお会いしましょう
Forza Motorsportは10月10日にXbox Series X|Sコンソール、Windows 10および11のPCでMicrosoft StoreおよびSteamを通じて発売され、Xbox Game Passはコンソール、PC、クラウドゲーミング(ベータ)向けに提供される。Forza Motorsport Premium Editionを予約すると、5日早くゲーム本編をプレイできます。ここでは、同梱のアドオンパックや予約可能な他のバージョンのゲームをご紹介します。
Steamプレイヤーの方は、今すぐ「Forza Motorsport」をウィッシュリストに追加して、予約注文が可能になったらお知らせしましょう。
発売までの道のりには、まだまだお伝えしたいことがたくさんあります。今後のトピックとしては、Featured Multiplayer、ホイールサポートと機能、Free Play、PC機能、Forza Race Regulations、追加の車とトラックの公開などがあります！
もし見逃したら、Forza Motorsportの新しいシングルプレイヤーキャリアモード、ビルダーズカップのゲームプレイウォークスルーをご覧ください。
コメント
Drivatorが実際にどの様に変化するかが楽しみです。正直今のDrivatorは難易度を上げるとただ単に不合理に馬力が上げられるだけだったので、ソロプレイでの経験が向上するのは良いなぁ。あと、オンラインプレーもFM7で導入されたペナルティシステムが有効活用されて、治安が良い感じになるといいですね。
ドリフトとドラッグレースがリリース時に含まれないのは残念かな。FM7で後から試験導入されたドラッグレースは嫌いじゃなかった。