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土日二連戦の二日目。本シーズンの最終戦かつ、第1世代のシャーシとしても最終戦。来シーズンからはGen2と呼ばれる新シャーシになります。
シーズンチャンピオンは昨日ベルニュに決まりましたが、チームスタンディング的には昨日AUDIが1位・2位を取ったことでテチータとの点差がほぼなくなり、最終戦で決定となります。
上位陣を整理しておきます。
POS | TEAM | TOTAL POINTS |
---|---|---|
1 | TECHEETAH | 235 |
2 | AUDI SPORT ABT SCHAEFFLER | 230 |
3 | DS VIRGIN RACING | 159 |
3位のDSヴァージンレーシング以下はすでにチームチャンピオンの資格がありません。テチータとAUDIスポーツ・アブト・シェフラーのポイント差はわずか5ポイント。ドライバーの順位ポイントはもちろんですが、3ポイントのポールポジションポイント、1ポイントのファーテストラップポイントも重要になってきます。
Turvey out through injury, Ma Qinghua steps in – Formula E
NIOのオリバー・ターベイは昨日のFP中の事故での手指の骨折のため、最終戦は参戦できず、代わりにリザーブドライバーの馬青驊(マー・チンホウ)が乗ることになったようです。
予選
雨は止んでいますが、完全なWETコンディションで始まりました。Formula Eとしては非常に珍しいWETコンディション。結局終始ウェットコンディションで続き、スーパーポールはディグラッシ、ブエミ、ロッテラー、アブト、ベルニュとなり、テチータとAUDIがスーパーポールでのガチ対決となりました。
スーパーポールは、有終の美を決められるか、ブエミがポール、2位ロッテラ、3位ヴェルニュ、4位アブト、5位ディグラッシとなりました。テチータ2台がAUDIの前に出ました。ディグラッシはアタック中に壁にヒットさせ失敗させていまいました。テチータが一歩有利かと言ったところ。ポールポジションポイントはテチータでもAUDIでも無いルノーが持っていくことになりました。純粋にドライバーポジションでチームチャンピオンシップが決まることになるようです。
決勝
決勝は雨が上がり、ドライコンディションに。スタートで、ヴェルニュがブエミをとらえてトップに、ロッテラも狙うが、ブエミはそこは抑える。アブトはスタートやや失敗し6番手に後退。ロッテラーとヴェルニュにフライングの審議。ロペス、6周目フィリッピ、ダンブロージオがクラッシュしてFCYに。ロッテラーには10秒のストップ&ゴーのペナルティ。ヴェルニュはペナルティなし。ロッテラはFCY開けにペナルティ消化して15番手。17周7目ダコスタは先ほどのクラッシュの原因を作ったとして10秒のストップ&ゴーのペナルティとペナルティポイントが3ポイントのペナルティ。
1位ヴェルニュ、2位ディグラッシ、3位アブト、4位ブエミ、5位ローゼンクヴィスト、ロッテラーは9位。という事で、チームチャンピオンシップはAUDIが逆転してチームチャンピオンになりました。AUDIはアブトとディグラッシが切磋琢磨して良い状況になったように見えます。ロッテラーのフライングが非常に痛かったですね。
来シーズンは、12/15のサウジアラビア・リヤドから、新しいGen.2シャーシでの13戦による新シーズンとなります。モナコが9戦目復活し、今までのモナコではショートサーキットでの開催でしたが、来シーズンはF1と同じフルコースになります。
レースレギュレーションも変更になり、全レース45分+1周のタイムレースに変更となり、乗換がなくなります。また、ブーストゾーンが設けられ、F1のDSRと同じようなルールで通常の200kwから230kwまで使用電力量を上げられるようになり、更にファンブーストの権利があれば250kwまで上げられるようになります。
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