Akira Onishi’s weblog : なぜに時代は幸せな方向に向かわないのか

大西さんが、現状について書かれていたのでちょっと反応してみる。

Akira Onishi’s weblog : なぜに時代は幸せな方向に向かわないのか

深く話しを聞けば聞くほど、一人当たりの能力が高いことが要求されず、仕事のための仕事を生み出すという非生産性の高さが要求されるようです。これが特に日本の社会における最近の問題ではないかと、その知人とは議論を続けています。

これは、戦前の陸軍や内務官僚時代からの伝統のような感じもしますが、企業が成果主義を取り入れてから加速が付いている気がします。「今の日本の」成果主義評価においては見た目の成果(仕事量)が多く見えた方がいいのです。当然それを見抜けない、それを助長するマネージメントに問題があるのは間違いがありません。仕事の質を評価できないのは評価する側の質も低いからでしょうか。

考えることを努力しないソフトウェア技術者が増えている、とも聞きます。サンプルなどをネットで検索し、まともな例外処理も考えないまま、実プロジェクトに適用してしまうそうです。誰でもできることを作業するだけだったら、技術者である必要はないのでは、という疑問がわきます。繰り返せばいいことは、コード生成ツールを作るなりして、自動化してしまえばいいはずです。参考書籍がないから、このツールは使えない、と平気でネット上に書き込む若い人々もいます。自身のおろかさをネットにさらしていることに気が付かないのでしょうか。

某社某プロジェクトもこの状況をレベルの低いサンプルをばらまくという事を奨励する点で助長しているような気もしなくはないのですが(実際にはそうじゃないんだけどね。受け取る側がね。。)、自分の頭で考えない、想像力を自ら制限するというのは何が原因なんでしょうね。少なくとも想像力を闊達にするような教育は行われていない気はします。数学も論理的な思考を身につけるのではなく、公式と解法のテクニックを覚えさせる方に学校教育も、校外の教育も向かっているように思います。これは実装テクニックに偏重した技術ばかり身につけたがるITエンジニアの姿とダブります。

こんな時代だから、切磋琢磨を続けていきたいものです。

そう思います。

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