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C# と共に歩んだ 15 年(オレ編)

C# と共に歩んだ 15 年 – Powered by C# – Microsoft Visual Studio.

MSのJavaが無くなりどうなるんだろうと思っていた頃にC#というよりCOOLという開発コードネームで最初に存在を知り、.NET構想と合わせすごいわくわく感に包まれたのを今でもおぼえています。.NET構想の中には実現してさら突き抜けていった物、実現しなかった物もありますが、大枠ではこの15年のMSをかたち作ってきたと思います。

僕が最初にC#を勉強したのがこの本でした。

C#入門―Microsoftの次世代言語を学ぶ (Ascii books)
C#入門―Microsoftの次世代言語を学ぶ (Ascii books) クリストファー ウィル Christoph Wille

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最初delegateが全然わかりませんでした。たしかVS2002もまだ無くてCTPか何かの.NET Fxでコマンドラインのコンパイラで勉強していたと思う。

仕事をC#で書けるようになったのが2003年あたりからです。ただこの頃はまだ圧倒的にVB/VBAの仕事が多かった。私が2006年にMS MVPをいただいたときはVBで頂いたぐらい。その後2007年、2008年はC#で受賞しました。

その後めでたくVB6ではどうしようも無くなったことも有り、仕事も順調にC#に移行しましたが、C#でCCWを使ってCOMコンポーネントを作るみたいな仕事が多くて、「ASP.NET」とか、「ストアアプリ」というような大通りは歩んできていない感じではあります。

さて、C#/.NET Frameworkも15周年と言うことで、今年は大きな曲がり角となりそうです。最初は明らかにJava、VB6の代替、XML Web Service(SOAP)のためのC#/.NET Frameworkも、今では大きく範囲を広げ、総合的なソフトウェア開発インフラに成長しました。また、大きくなった故のASP.NET 5への分割と新ランタイムであったり、ネイティブコンパイラや64bitJITによるよりいっそうの高速化、Coreのオープンソース化によるより大きな範囲への展開が今年から本格的に始まります。

そんな中でも、コンサバティブな今僕のいる業界も否応なくクラウド化の波は押し寄せ、大きく変化しそうです。レガシーなものと新しい物との境界線はより複雑になり、今後とも私にとってはネイティブとのインターオペーラビリティが相も変わらずテーマになっていきそうですが、物事をシンプルに解決するために貪欲に変化するというC#の特徴が今後も残り、より強くなって、僕の悩みの解決を助けてくれれば良いなと思います。

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