このバージョンでは、Git Credential Manager for Windows(先ほど非推奨となった)の既存ユーザーをGit Credential Manager Core(前者の後継者として指定されている「GCM Core」)にアップグレードします。これは、GitHub がパスワードベースの認証を非推奨とし、まもなくサポートを削除する意向であるために必要なもので、GCM Core はこの変更に備えて準備されています。
また、最初のブランチで git init が使用するブランチ名を上書きするオプションがインストーラで目立つようになりました。
新機能
- Git v2.29.0へのアップデート
- Cygwin 3.1.7ベースのMSYS2ランタイム(Git for Windowsフレーバー)に更新
- Git LFS v2.12.0へのアップデート
- GNU Privacy Guard v2.2.23へのアップデート
- OpenSSL v1.1.1hへのアップデート
- libcbor v0.8.0へのアップデート
- libfido2 v1.5.0へのアップデート
- OpenSSH v8.4p1へのアップデート
- Git Credential Manager Core v2.0.252.766へのアップデート
- 既存の Git Credential Manager for Windows ユーザーは、Git Credential Manager Core に自動的にアップグレードされるようになりました。
- Git for Windows のインストーラは、ユーザーが git init で使用するデフォルトブランチを上書きできるように設定できます。
- 不要な.dllファイルをいくつか削除することで、インストーラのサイズを縮小しました。
- cURL v7.73.0へのアップデート
- その他バグ修正。
バグ修正の詳細、ダウンロードは一番の上にあるリンク先をご確認ください。
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