以下上の雑訳。詳細ダウンロードは上のリンクを参照。WinGetを使ったインストールと管理が便利です。
Git for Windows v2.41.0 (2023年6月1日) からの変更点。
以前発表されたように、Git for Windows は Cygwin と MSYS2 の後を追うように、次のバージョンの一つで Windows 7 と Windows 8 のサポートを終了する予定です(Git for Windows は Bash や Perl などのコンポーネントを MSYS2 に依存しています)。
Git for Windowsが依存しているMSYS2とCygwinプロジェクトの足跡をたどって、Git for Windowsの32ビット版は段階的に廃止されています。Git for Windows v2.41.0の時点で、32ビット版のPOSIXエミュレーションレイヤー(”MSYS2ランタイム “として知られ、Git for Windowsに同梱されている他のコンポーネントの中でGit Bashを動かしています)はメンテナンスモードに入っており、(もしあれば)セキュリティバグの修正のみが行われる予定です。32ビットのGit for Windowsに依存しているユーザーは、可能な限り64ビット版に切り替えることを強く推奨します。
新機能
- MSYS2 runtime v3.4.7への追従。
- メジャーバージョンアップのOpenSSL v3.1.1が付属しています(以前はGit for WindowsがOpenSSL v1.1.*を配布していました)。
- Windows Subsystem for Linux(WSL)との相互運用性を高めるために、Gitにファイルの実行可能ビットなどを設定させることができるようになりました(これにはcore.WSLCompatが設定されている必要があり、適切なオプションを使ってWSLでNTFSボリュームをマウントする必要があります)。
バグ修正
- ポータブルGit: Windows 版は、インストール後のスクリプトでよりロバストに解析されるようになりました。
- Git for Windowsインストーラーがインストールするファイル・エクスプローラーのメニュー・アイテムのラベルが、通常のものと同じになりました(”Git Bash Here “ではなく、”Open Git Bash Here”)。
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