Gitを使用するVisual Studio Source Control Provider。
Source Control ProviderはVisual StudioとSCMツールとの仲立ちをするVisual Studio拡張で、MSが提供するものとしてはTFS(Team Foundation Server)用のものやVSS(Visual Source Safe)があり、オープンソース系のSCM用のものとしてはSubversionに対応したAnkhSVNが有名です。
Git Source Control Providerはyysun氏によるプロジェクトで、Git用のSource Control Providerを開発し公開しています。
機能的にはAnkhSVNと比べると、Commit処理などがGUI化されておらず、劣っているように見えますが、他のプロジェクトであるGit ExtentionsやTortoiseGitと連携するように作られているので、これらと組み合わせることでAnkhSVNにも劣らない操作性を得ることができます。
で、インストールの仕方はというところですが、Kazz氏が超絶完璧な記事を書かれているのでそちらを参考にしてください。
Visual Studio 2010からGitを操作する(Git Source Control Provider) – Kazzzの日記
Tips的なところとしては、DiffツールとしてVS的には標準のdiffmerge.exeが設定されていますが、あまりよくないというか、さっぱりなので、さくっとTortoiseMergeあたりに変更されておいた方が良いのと、Commit時のコメントがこのツールのGit Pending Changesからしたときに日本語を使うと文字化けしてしまうので注意といったところがあります。
追記:
文字化けの件ですが、ソースをちょっと追うと、GitFileStatusTrackerTest.csの607行あたりの処理がまずそうなのと、その処理がされなかった場合の処理で使用されるNGitというライブラリ内の処理もまずそうな感じです。ということで、簡単に直せるかと思ったら意外に難しいという。特にコマンドラインオプションの文字列にUTF-8渡すのってどうやればいいんですかね。。。(15:26)
結論。TortoiseGitからコミットすれば文字化けしない(キリッ
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