Entity Framework 4.1登場からまだ間もない気もしますが、次バージョンに向けCTPの登場です。
追加変更点は以下のようになっているようです。
- Enum型のサポート(DB上の整数型を.NETの列挙型として扱える)
- Spatialのサポート。SQL Server等のジオメトリ情報を扱う方に対応しました。(今まで無かったんだね)
- Table Value Functionの追加。(ストアードプロシージャのようなものとかかれているけど。..)
- 複数の結果セットを持つストアードプロシージャのサポート
- Linqクエリの事前コンパイルとキャッシュ
- 等
Spatialのように明らかに足りない機能は別として、今回のアップデートは何となくRDBMS的な機能をEF側というか、こちら側に持ってこようというような意図に見えます。EFの対象がRDBMSだけならLinqクエリの事前コンパイルは必要なさそうな気もするのですが、高機能なクエリエンジンを持たないようなKVS対応とか考えると必要なかもしれませんね。
元ネタ:Announcing the Microsoft Entity Framework June 2011 CTP
http://blogs.msdn.com/b/adonet/archive/2011/06/30/announcing-the-microsoft-entity-framework-june-2011-ctp.aspx
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=26660
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