情報源: Exploring the new .NET “dotnet” Command Line Interface (CLI) – Scott Hanselman
.NET Core Fxで動作する実行バイナリを作成するためのCLIツールとして「dotnet」コマンドが登場してきました。
とりあえず、ここhttps://get.asp.net/から、プラットフォームごとの最新のランタイムをダウンロードしてインストールします。
次に、ここhttp://dotnet.github.io/getting-started/の手順で作業を進めます。
> dotnet new
Created new project in C:\Users\ishisaka\src\aspnet\test01.
こうすると以下のファイルができます。
> ls
NuGet.Config Program.cs project.json
CLIなプログラムのひな型が作成されます。
> dotnet restore
Microsoft .NET Development Utility CoreClr-x64-1.0.0-rc1-16231
CACHE https://www.myget.org/F/dotnet-core/api/v3/index.json
CACHE https://api.nuget.org/v3/index.json
Restoring packages for C:\Users\ishisaka\src\aspnet\test01\project.json
Writing lock file C:\Users\ishisaka\src\aspnet\test01\project.lock.json
Restore complete, 675ms elapsed
以上に様にrestoreコマンドでライブラリをレストアします。ASP.NET 5でのdnu restoreに相当します。
実行はだいたい想像がつくと思いますが、以下のように実行します。
> dotnet run
Hello World!
ちゃんとコンソール上にHello World!が表示されました。
ただ、ここまでなら今までのASP.NET 5のdnx,dnuコマンド違いがありませんが、大きく違うのが、dotnetコマンドは実行バイナリを作成できるところです。
> dotnet compile
Compiling test01 for DNXCore,Version=v5.0
Compilation succeeded.
0 Warning(s)
0 Error(s)
Time elapsed 00:00:01.4238387
こうすると、bin\Debug\dnxcore50
というディレクトリに、次にファイルが作成されます。(Windows)
> ls
NuGet.Config test01.deps test01.dll test01.exe test01.pdb
ということで、実行ファイルが作成されました。うまくいけばマルチプラットフォームでのツール作成等に使っていけそうです。