2/25の勉強会でHTML5の読書会も最後となります。
この最後の読書会ではWeb Socketの実習もあるのですが、そのためのWeb Scoketのチャットサーバーを起動するまでの準備方法についてまとめます。(Windowsのみ。Macとかはシランていうか、Ruby DevKitまでははいってるでしょ。)
まず本のサンプルコードをダウンロードして、適当なディレクトリに展開してください。(課題図書 viiページ参照 http://pragprog.com/book/bhh5/html5-and-css3)
Rubyのセットアップ
次に以下のURLからRuby 1.8.7とDevKit-tdm-32-4.5.2-20111229-1559-sfx.exeをダウンロードします。(Ruby 1.9.xでは駄目。どうしてもはまりたい人は別。)
Rubyのインストーラを起動してインストールします。これはウィザードの指示通り進めれば問題ありません。
DevKitの準備
次にDevKitのセットアップをします。
ダウンロードしたDevKit-tdm-32-4.5.2-20111229-1559-sfx.exeは7zipの自己解凍ファイルなのでダブルクリックして、適切な場所(例 C:\DevKit)などに解凍します。
スタートメニューからRuby 1.8.7-p358を選択し、Start Command Prompt with Rubyを選択して、Ruby用のコマンドプロンプトを開きます。
開いたコマンドプロンプトで、DevKitを解凍したディレクトリに移動します。(例 cd /d c:\DevKit)
"ruby dk.rb init"と入力して、初期化をします。config.ymlというファイルが作成されます。
config.ymlを開いて、RubyのインストールディレクトリC:/Ruby187が追加されていることを確認します。
"ruby dk.rb install"と入力して、パッケージをインストールします。
必要なライブラリのインストール
サンプルのルートディレクトリにあるREADME_RUBY書かれている通りにgemを使って必要なライブラリをインストールします。
“gem update –system”
“gem install eventmachin”
“gem install em-websocket”
”gem install sinatra”
”gem install json”
とりあえずサンプルのWeb Socketのチャットサーバーを動かすには以上で十分です。
サーバーの起動
サンプルのディレクトリの下のhtml5_websocketsディレクトリに移動します。
“ruby server.rb” これでチャットサーバーが起動します。
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