情報源: WEC:LMP1の性能調整最新版が発表。ハイブリッドとノンハイブリッドの性能差が”0%”に
スパ、ルマンとLMP-1ではトヨタとその他プライベーターとの差は歴然でしたが、その差を埋めるべくACOはEOT(イクイバレンス・オブ・テクノロジー=技術の均衡)を改正しました。ACOはこれでハイブリット・ノンハイブリット間で性能がイーブンになったとしているようです。またルマンの時に設けられていたスティント周回数の差、ノンハイブリッドは10周、ハイブリッドは11周については何の説明も記事には無く、これも見なおされたのかよくわかりません、そもそもスティントごとの周回数がレギュレーションで決められていること自体が馬鹿げた話で、車が本当にイーブンになったのであれば、これも撤廃して欲しいところです。
まずは、シルバーストーンでその効果の確認という事になりそうですが、EOT自体に対する不満は勝ったトヨタも持っていますし、ロッテラに「ACOにだまされた」と言われるぐらいプライベーターでも高かったので、この改定でもシルバーストーンの結果で明らかな差が出てくるとしたら、そもそもLMP-1と言うカテゴリ自体に疑問符がつくのでは無いでしょうか。まぁどっちにしろ、LMP-1はこのスーパーシーズンで終わってしまうわけですが。