以前Consumer Previewと呼ばれていたTPが公開されました。MSDNサブスクリプションダウンロードサイトやWindows Insiderサイドよりダウンロード、インストールが可能です。
私は、MSDNから落としたEnterprise Edition 日本語版のISOイメージををUSBに焼き、Surface Proにインストールしました。インストール方法はUSBのSetup.exeを起動する方法です。本来言語エディションの異なるWindowsではアップグレードインストールはできないはずなのですが、何故か出来ちゃいましたね。。。
今までもそうですが、さすがにMSのハードウェアだけあって、特に認識しないデバイスなどはありません。
UI的な変更点
フラットデザインを採用
Win 10のGUIが全体的にリデザインされ、今流行りのフラットデザイン化されています。今までもストアプリ関連はそうでしたが、もう少し洗練された感じ、悪く言えばAndroid 5.0 と最新gnomeと言った感じです。
スタート画面
今回のTPいろいろな変更がありますが、まずはStart画面が形を変えて復活しました。
タブレットPCではこちらのデザインがデフォルトで採用されます。タスクバーの右クリックで出るコンテキストメニューのプロパティで、今までのTPで出ていたデスクトップ向けスタートメニューに変更することも可能です。
個人的にはタイル小さいし、タイルの大きさもワイドや大がないのでタブレットのアプリケーションランチャーとしては使い勝手があんまり良くない印象です。使い込んでいくと変わる可能性はありますけど。今のところ8.1の法が良いですね。
通知ウインドウ
今までチャームと言われていた機能、特にシステム関連に機能が新たに追加された通知ウインドウに移動しました。(下図一番下の部分)ボタンも立体でなくなっています。
タッチデバイスがある場合、チャームを呼び出すのと同じジェスチャーでこの通知ウインドウを表示させることができます。
システム設定
8.1になってPC設定の変更でできることはそれなりに増えましたが、10のシステム設定ではできることがより増えています。
ディスプレイ解像度や拡大率の設定は一つにまとめられました。
Windows Phone 8.0にあったストレージセンサーも搭載されました。
今回からタブレットモードが追加されています。
タブレットモードは、簡単にまとめるとストアアプリもデスクトップアプリもかつてのストアアプリのようにウインドウを扱います。つまり基本的に全画面でアプリケーションは起動して、ウインドウの移動はストアアプリでのスナップと同様な動かし方しかできません。コンソール等一部例外はありますが、基本的に全てそうなります。繰り返しますが、デスクトップアプリも対象です。
正直Explorerまでそうしなくても良いのにと思いますw ただ8インチタブレットなどでは使い勝手が良くなるかもですね。Surface Proでキーボードカバー付きだと結構余計なお世話な感じも。
WiFiの設定もこんな感じ。
ロケールの変更、ロケールリソース・コンポーネントの追加はここより行うようになりました。
ただ、ここに全てに集約されているわけでもなく、まだコントロールパネルに置かれた項目もありますし、設定する場所が分散されてしまっていて、面倒な感じではあります。(ま、一般的なコンシューマユーザーがコントロールパネルを開くような自体は殆ど無くなるかもしれませんけど)
その他変更点
日本語でペン入力が可能になりました。(今まで出来なかった)
みんなの期待しているCortanaは日本語版では未実装です。検索バーとウインドウ自体はあります。
不具合?
PINでログオンするように設定したのですが、PINでログインするためのオプションがログオン時表示されません。
まとめ
ファーストインプレッションとしては、他のスマートフォンOSでの使い勝手にあわせて設定のUIなど考えてきたかなぁというのと、デスクトップとタブレットのバランスって難しいですねっていうところですね。特にタブレットモードは賛否いろいろ出てきそうですが、なんせまだプレビューも良い所なので、フィードバックしていきましょうというところですね。
コメント