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答えはGEにあり—日経コンピュータ

 世界最大の重電メーカー、米ゼネラル・エレクトリック(GE) は2020年までにソフトウエア事業の売上高を150億ドルに伸ばし、ソフト企業として世界トップ10入りを目指す計画を打ち出した。GEの強みは、自身が「デジタル製造業」へと変化した「経験」と、シリコンバレーに学んだ最新テクノロジーや経営手法だ。最新OSSを使いこなし、…

情報源: 答えはGEにあり—目次:日経コンピュータDigital(有償サイト)

GEがどうやって産業のプラットフォーマーとなろうとしているのかがこの特集を読むとわかります。GEが唱えはじめた時、Industrial IT自体は曖昧な物でしたが、その後、彼らが実際に行っている社内改革、作り上げたサービス基盤、提供しているサービスはそれを高度に具体化しています。

GE と Microsoft が提携してGEのPredixをAzureに載せていくらしい

ドイツのIndustrial 4.0がどちらかというとEU的ISO的な枠組みの中で産業間、企業と行政とで協調を取りつつ国家としての競争力を維持するための次世代を狙う形であるのに対して、GEは1社で踏ん張って、踏ん張るだけでなく自らの体制の改革も行いながら、ドイツのやり方では達成できない速度でそれを成し遂げようとしているところがやっぱりすごい会社なんだと思います。(そしてアメリカ的であります。)このままなら、欧州のオートメーションや重電企業もGEに対しては周回遅れになりそうです。

いや、これは勝てない。

また、経営者、意思決定者がデジタルネイティブとはなんであるかを理解していること、デザイン思考で「もの(Objects)・こと(Things)」の発想をしていくことの重要性がわかります。若いやつに考えさせればいいじゃないよそこのおっさん。

計装業界の皆様におかれましては、普段日経コンピュータなど読まれないとは思いますが、今回はお金払って読んだ方がいいです。(都内や大都市の大きな書店ならばら売りもあるはず。)こんな特集月刊計装じゃやってくれません。(出来ない。)そして一エンジニアでもあっても自分の将来に不安を少しでも感じて自分は何をすれば考えて頂けたらと思います。特に若い人は。黒船なんてもんじゃ無いよ。


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