IBM、次期プロセッサ「POWER6」で10進数にも対応

IBMのロードマップではPOWER6はZシリーズ(メインフレーム)のCPUとしても使用されるので、10進数対応は必須であり、搭載されて当然と言える。これはメインフレームがメインターゲットにしている金融・銀行のオンラインシステムの金銭に関する処理においては、浮動小数点を使用したことにより発生する精度落ちが許されないため、固定小数点の10進数演算(BCD演算)が普通は使われるからだ。

ただ今回、POWER6に追加される10進演算命令がIA-32のBCD演算命令と同程度の命令セットだったりしたら何を今更って感じだけどね。ここはメインフレームのCPUらしく、31桁のBCDを華麗に加減乗除する命令セットであってほしい物だ。(それをZ ServerというかSystem 390のプロセッサはやっていたはず)

元記事:
IBM、次期プロセッサ「POWER6」で「5GHzに近い高速化」を実現–10進数にも対応 – CNET Japan

 McCredie氏によると、「多数のソフトウェアパッケージが出回っており、10進数の計算を行なうことは可能だ」とのことだが、ハードウェア内で10進数の演算を実行すれば、処理速度を2~7倍にまで上げられるという。それでも、2進数の計算よりは時間がかかる。POWER6プロセッサでも、10進数を使った場合、1つのクロックサイクルで実行できる演算は2進数には及ばない。

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