MRAMによる未来

MRAMが生産開始というニュースが入ってきた。
MRAMは本当に画期的な技術で、計算機に本質的な変化をもたらす可能性を持っている。
現在の計算機のアーキテクチャはいわば妥協の産物である。主記憶のほかにHDDやフラッシュメモリによる補助記憶装置を持つ現在の計算機アーキテクチャは、主記憶が高価で、容量の制限があり、かつ通常使われているDRAMやSRAMが揮発性メモリであるために、仕方なしに磁気による記憶(HDDなど)やフラッシュメモリを補助記憶装置として使用している。本来のノイマン式計算機のアーキテクチャはフラットなメモリ空間に命令と、データが整然と並べられ、制御器の制御の元演算器がそれを粛々と処理していくのが本来のあるべき姿であって、現状の補助記憶装置にファイルとして保存されているプログラムとデータを主記憶にロードしそれを実行し、必要なくなったらアンロードするという現在のやり方は、前記の通り妥協なのである。
しかしながら、MRAMという、不揮発で、高速で、大容量で安価な記憶素子が登場することで、本来のノイマン式計算機の美しいアーキテクチャが現実的なものとなる可能性が大きくなってきた。
MRAMによってOSの姿、役割も変わっていくし、当然アプリケーションの作り方も変化していく。僕らが生きて、現役でいる間に大変化に立ち会うことになるかもしれない。
Freescale、MRAMの量産開始 PCウオッチ

One thought on “MRAMによる未来”

  1. MRAM 楽しみですね。
    容量は少なくても、Vista の ReadyBoot,ReadyDrive 技術の RAM として利用されるといいですね。

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