Microsoft Visual Studio Tools for Applications lets you add and run VSTA customizations in applications that are integrated with VSTA.
情報源: Download Microsoft Visual Studio Tools for Applications 2015 from Official Microsoft Download Center
9/10にリリースされていました。
思い返せば、確か2005年のTechEdで初めてVisual Studio Tools for Applications(VSTA)のセッションが有り、その時にはExcelもWordもVBAからVSTAに変わるんですって言うアナウンスだったように思うが、Office 2013、2016 Previewの段階としてはまだExcelやWordはVBAのままで、VSTAにはなっていない。Office製品としてはまだInfoPathがかろうじて搭載しているだけという、何となく「約束が違う」状況のままだけど、世の中って言うのはそんな物だ。
さて、MS自身の採用はそんな感じですが、一部サードパーティのアプリケーション(Corel Drwaとか)ではVBAからVSTAへの移行って実際に行われていたりするVSTAがVS 2015ベースにアップデートしました。
開発に際しては以下の二つともダウンロードしてください。
- ランタイム: https://www.microsoft.com/en-US/download/details.aspx?id=49031
- SDK: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49032&WT.mc_id=DX_MVP4025064
インストールごとくにVSにテンプレートの追加もないし、スタートメニューへの追加もありません。
ランタイムはC:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\VSTA\14.0にインストールされ、SDKはC:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\VSTA\14.0へインストールされます。
開発自体は大変そうな割に、ドキュメントも特にMSDNライブラリにも無く、C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\VSTA\14.0\SDK HelpにあるVSTA Sample Host Integration.docxとサンプルコードだけみたいな感じなので、開発には気合いが必要そうです。
という事で、自社アプリケーションにEUC(End User Computing)環境を組み入れたい方々は、一から開発するよりは楽なはずなので、調査されてみてはどうでしょうか。