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「Windowsアプリケーション」の方向性

Today at Microsoft Build 2019, Rajesh Jha and I will have the opportunity to share how developers can connect with customers in new ways and build people-centric experiences using the Microsoft 365 platform. I’ll focus on the two most ubiquitous canvases for developers – Windows and Microsoft Edge. Windows as a canvas for moving the […]

情報源: Developing people-centered experiences with Microsoft 365 – Windows Developer Blog

ここ10年ほどはWindowsがアプリケーションプラットフォームとして大混乱していました。Windowsをタブレット化するという試みは失敗し、Microsoftストアは失敗、スマートフォンからは撤退し、Windowsは、もはやコンシューマ向けアプリケーション・プラットフォームの主流ですらありません。

この記事はタイトルからはわかりにくいのですが、今後デスクトップ版のWindowsをアプリケーションプラットフォームとして、どうしていくかという事についての、Microsoftからのレターです。

今後、「Windowsアプリケーション」はUWPと既存のデスクトップアプリケーション開発環境(WPF, WinForms, Win32)との共存を強化し、既存のデスクトップアプリケーション開発環境からUWPにしかなかった機能をそれらから使用できるようにしていき、アプリケーションの配布もMicrosoft Storeにこだわらず、最適な手段を選択できるようになります。

WSL2や新ターミナルなど、デスクトップ版Windowsの開発用機材としての機能強化が強調されており、より開発者サイドへの傾注が示されています。簡単に言ってしまえば、Macに奪われた開発者用プラットフォームとしての位置を取り戻したいのです。

また、このレターが”Developing people-centered experiences with Microsoft 365″となっていることについても注意を払うべきでしょう。もはや、Microsoftにとって、デスクトップ版WindowsはMicrosft 365と言うサービスの1アセットだという事です。特にエンタープライズ向けのアプリケーション開発者や、アプリケーション開発会社にとっては、この事を踏まえて、使用する技術の選定や製品の方向性を考えていくことが重要でしょう。

参照するべきページ:

UWP controls in desktop applications – Windows UWP applications | Microsoft Docs

Windows UI library – Windows UWP applications | Microsoft Docs

UWPとWin32のギャップをなくし”Windowsアプリ”に?–MS幹部が方向性など語る – ZDNet Japan

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