情報源: 全日本F3選手権が2020年から『スーパーフォーミュラ・ライツ』へ。JAFが規定改正を発表
日本F3は、正式にSuper Formulaの下位シリーズという事に再編となるようです。FIAの思惑で、今年よりGP3と欧州F3が再編される形でF3となり、それまでの国際F3とはレギュレーションが異なるものになりました。これにより日本F3がFIA F3のレギュレーションに合わせるのか、独自の路線を進むのか注目されてきましたが、後者を選んだというう事です。
個人的に気になっているのは、ドライバー達のスーパーポイントの計算がこれによって不利になるのではないか、と言うところです。現状のスーパーポイントのルールは簡単に言うと、F1のシートが欲しければ、お金も付けてFIA F3、F2で苦労してねであり、スーパーポイントの計算に関しては、日本のSFやアメリカのINDYCARが正しい評価を受けているとは僕は考えていません。ドメスティックに見ればF3改めSuper Formula Lights(SFL)はわかりやすいですが、若いドライバー達のF1やWECと言ったトップカテゴリーへの道が、遠回りになってしまうのではないかという気もしています。一方でヨーロッパからはジャン・トッド色が強くなったヨーロッパのフォーミュラーから離れて、カーリンやレッドブルを初め日本のフォーミュラへの関心も高まっていて、上手くいけば、Super Formulaがただの日本のドメスティックなトップフォーミュラーではなく、もっと国際的なものに発展していくかもしれません。そういう期待も込めて、SFLとSFがもっと競争的で面白いもに発展してくれるよう願っています。
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