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ReSharper 9でもStyleCopの支援機能を使用できるようにする。

以前書いたように、Resharper 9(R#9)に上げてからStyleCopに対する支援機能が使用できなくなり、今まではR#の持つ高度なコード編集機能やコードクリーンアップ機能でStyleCopの設定に適合するようにコードを修正することが簡単にできていましたが、R#9アップデート後出来なくなりました。これはStyleCopが提供していたR#拡張がR#9に対応していないためです。

しかしながら、kubixという方がR#9対応をしたStyleCopのR#拡張を公開しています。

まだBetaとのことですが、自分が使用した感じとしては問題が無さそうです。

セットアップ手順

事前準備

  1. 最新のStyleCopをインストール
  2. Resharper 9のインストール

R#拡張のインストール

  1. R#のメニューでOptionを選択する。
  2. “Extension Manager” を選択
  3. “Include prerelease packages” にチェックを入れる
    SnapCrab_NoName_2015-1-11_23-24-48_No-00
  4. 設定を保存
  5. R# Extension Manager を起動する
  6. StyleCopで検索。以下が表示される
    SnapCrab_JetBRAINS NET Tools Extensions_2015-1-11_23-8-8_No-00
  7. インストールを選択し、インストールする
  8. インストール後Visual Studioを再起動する。

以上でインストールは終了です。

設定

Optionに以下のStyleCopの設定が追加されます。

SnapCrab_Options_2015-1-11_23-13-55_No-00

また、Code Cleanapの設定にも設定が追加され、どのStylecopのスタイルを設定するか選択できるようになっています。以前より設定がやりやすくなっていると思います。

SnapCrab_Options_2015-1-11_23-15-2_No-00

まとめ

まだBetaですが、R#9でもStyleCopに対する支援機能を使用することが出来るようになりました。

ただ、StyleCop自身が次期版として開発中の物はVSのコード分析機能の一部として機能するように設計されているので、R#での対応のさせ方も変わってくると思います。

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