LLILC : LLVMを使用した.NET Core向けのマルチプラットフォームコンパイラー

dotnet/llilc.

MSがLLVMを使用したマルチプラットフォーム向けのネイティブコンパイラーをOSSとして公開しました。ライセンスはMIT。

読み方はライラック(lilac)と読みます。

プロジェクトのWikiのBackgroundを読むと、LLILCはJITとAOT(“Ahead-Of-Time”)両方の提供が予定されていて、LLILCはCoreCLR RyuJITに対してコミュニティがアクセスでき、移植の基盤となるようなプロジェクトなるもののようです。

恐らくMSの狙いとしては、X64版Windowsに最適化されすぎていて、他プラットフォームへの移植が難しい現在のRyuJITをLinux, OS X、将来的にはそれ以外のプラットフォームへの移植を容易にするために、LLVMを使用することで移植作業を容易にし、また、コミュニティベースにすることで、自分たちでは手の回らないプラットフォームに対しても.NETを広げていこうと言うことだと思われます。

とりあえず、全体像を俯瞰されたい人は以下のアーキテクチャ解説をご覧になるのが良いのではないかと思います。

https://github.com/dotnet/llilc/blob/master/Documentation/llilc-arch.md

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