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Windows 8ではCOMを廃するは間違いでした。あるいは何これ何て言うWindow DNA?

以前Windows 8ではCOMを廃するなんて記事を書きましたが、全く持って間違いでした。

まずは以下のBuildのセッションを見ていただきたい。

Lap around the Windows Runtime

Windows Runtime internals: understanding “Hello World”

以上二つのセッション、特に後半はかなり濃いめですが、この二つ見ていただければわかるように、Windows Runtime(winRT)はどう見てもCOMの継続技術です。

「なにレジストリにProgID登録して、バイナリをアクティベートしてるの?しかもDCOMで!」

WinRTはその仕組み的に.NET Frameworkの後継技術ではなく、COM+のコンテキストから枝分かれした技術だと思います。COM+のコンテキストもはじめは2PCの仕組みを覆い隠してその当時はやり始めた分散オブジェクトのアプリケーションサーバーっぽい物でしたが、いつの間にか32ビットと64ビットとの橋渡しまで行う不思議な人になっていて、ついにというかとうとういうかここまで異常に発達してきましたかという感じです。

「Windows DNAの頃の夢がかないそうで良かったですね。」

何て言う車輪のカイゼン運動(再発明じゃない)。もうこの会社のしつこさとか、諦めの悪さにはいささか閉口しました。

私としては何か10年以上前に引きづり戻された感じで、全く持っておなかいっぱいです。ありがとうございました。

「ま、ATLを使わないのはいいことだけどな。」

 

 

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