VSUG アーキテクトアカデミー vol.01

土曜日16日に参加してきました。

既に当日資料があがっています。

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当日の模様はいずれ映像で配信されるかもしれないようですし(未確定)、資料のないパネルの含めてだいたいの様子は次の@kohseiまとめていただいているTwitterのログでわかるかと思います。

感想とか

いくつか感想とか気づいたことなど。

萩原さんの「読書はあまりせず考える時間を増やす」について

MS萩原さんより本をあまり読まずに考える時間を増やすというお話がありましたが、これは若い人がいきなりやるのは問題があるし、危険があるなと思いました。ある意味MS萩原さんがこう話されたのはそれが今の萩原さんだからでしょう。

日本の武術や古典芸能には(宮本武蔵も五輪の書に書いていますが)守破離という考え方があります。これは「道」の志す者あるいは天職(Calling)を得た者がが通っていく課程の事で、守とは師の教えを守りひたすら型を身につける課程です。その教えや、型に疑問を持つとしてもそれをまずは己のものとして身につけるのです。基礎を身につけ「道」や天職の度台を作る課程です。武道での免許皆伝とはこの守の領域を完成させたことに過ぎません。次の破とはその度台を完成させた上で、師より教えられた型に対する疑問を元に型を破り己の「道」や方法を模索する時期です。離とそのその模索や試行錯誤を完成させ、師の「道」から離れ己の「道」を気づくことです。自分の天職を天職として理解し疑問を持たない状態とも言っていいでしょう。

若い人はまず間違いなく「守」の状態にあります。そのような人はまず「型」を習得し、身につける必要があります。そのような人にとって「師」の一つである読書を少なくするのは得策でない様に感じますし、あまり考える時間だけにしてしまうと「型」を身につける前に「型」を壊してしまいます。「型破り」とは型を完全に身につけた人があえてそれを破るので見応えがあるのであって、型ができあがっていない人が型を破ればそれはそれは「形無し」で見れたものじゃありません。

MS萩原さんは既に「守」の段階は遙か前に通り越した人なので、その生活様式を「守」にいるべき人がそのまま真似してはだめなのです。考える時間はもちろん必要ですが、まずは迷わず素振りしてろって事です。

そしておそらくこのアーキテクトアカデミーは型を教える場所なのです。

アーキテクトは天職

次に感想ですが、パネルを通しての感想はITアーキテクトもしくはソフトウェアアーキテクト(でも何でもいいけど)はつくづく天職(Calling)なのだなと言うところです。アーキテクトは目指す者と言うより呼ばれる者だなと言うことです。呼ばれるための準備は当然しなければなりませんが、呼ばれでもしない限り、こんな損な職業もないのではないかと思います。基本的にアーキテクトを目指そうという時点でかなりの変わり者だし、その道の険しさに比べてその見返りはすごく少ないです(特に日本ではね)。それでも呼ばれちゃったんだから仕方ない、これが俺の天職だなと思ってやっていくしかありません。(ひたすら天職(Calling)と書いていますが、「天職だから仕方ない、続けていくんだ」あるいは「でもやるんだよ!」的精神を理解したい人は映画であればマイレージライフかハートロッカーをご覧ください)

まぁ、あの場に集まった人は少なくとももう何かに呼ばれちゃっているんだと思います。今更後悔したって遅いです。

次回とか

次回は12/11 VSUG Day 2010 Winter内で行われる予定のようです。講師としては平鍋氏、小井土氏が予定されているようです。気になる人はVSUGに加入するのはもちろん、VSUGからのメールやVSUGのtwitterアカウントに注意していた方が良いでしょう。

「VSUG アーキテクトアカデミー vol.01」への2件のフィードバック

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